なぜ今は250ccの4気筒が作られないのか
昔の250cc4気筒
ホーネットやバリオス、バンディット
やCBR250R(MC17)など昔は様々な
250ccクラスの4気筒車がありました。
しかし、現在販売している250ccのバイクで
4気筒車がないのはなぜか?
疑問に思った方もおられるのでは
ないのでしょうか。
新しいバイクで4気筒にのりたくて
でも車検は嫌だから250ccがいい!
という方。残念ながらもう新車で
250ccの4気筒が出ることはおそらく
ないです。それはなぜか?
作られない理由
- 構造が複雑である
- 一つ一つの部品が小さく数も多くなるため値段が高くなりしかも壊れやすくなる
- かかった製造費の元がとれない
- そもそも作る必要がない
だいたいこんな感じです。
当時は景気が良く、バイク乗りも大勢いました。しかもどれだけ速いバイクを作れるか
という時代。製造費が高くつき値段が高くとも買う人がいたため採算がとれました。
しかし今は時代が違います。
そこまでレーシーな性能は求められず
作っても買う人がいません。
そして技術の進歩によりわざわざ
コストが高い4気筒車をつくらなくとも
充分速いバイクが作れるようになりました。
良くいまのバイクは遅い。フルカウル
なのに単気筒、二気筒なんてカッコ悪い
と頭ごなしにいう方もおられますが
そんな考えばかりしてるとそのカッコ悪い
バイクにぶち抜かれますよ。
単気筒についての記事はこちら
とはいったものの私も250ccの4気筒
車が好きですしあの音が出せるバイクは
もうでてこないのです!
いま250ccの4気筒車にのっている方。
あなたの愛車は貴重なんです。
どうか大事に可愛がってあげてください。
くれぐれも貴重なバイクの台数を減らす
ような乗り方はしないでください。