中古バイクを買うときの注意点は？気をつけるべきポイント

中古でバイクを買うのは危険なのか

バイクを買おう！と思ったとき、お金があって余裕があれば当然新車で

買うのが一番ですが、なかなか新車では買えない…。

しかも、買いたいバイクが絶版であれば中古車しかありません。

ここで不安になってくるのが中古でバイクを買っても大丈夫なの？

ちゃんと動くか心配、整備費用が余計にかかりそう。といったことでしょう。

今回は私が体験して思った、中古でバイクを買う際に見るポイントについて

まとめていきたいと思います。

ちなみに、今回話していくのはネット販売やオークションなどで買う場合です。

大手販売店などで中古バイクを買う場合にはそこまで

神経質にならなくても大丈夫です。

基本的にしっかりと乗れる状態まで整備してから納車してくれます。

店側の整備不良によって問題が起きた場合も保証してくれます。

ただ、自分でカスタムしてしまった場合は保証してくれない場合がほとんど

ですので、そこには注意しましょう。

中古で250cc未満のバイクを買う場合の見極め方

250cc未満と250ccより上で大きく違うのが車検の有無です。

車検に通っているというのは、最低限のラインは満たしているという指標になります。

逆に車検がついていないというのは警戒しておいたほうがいいでしょう。

そして250cc未満のバイクには車検がない。

これがどういうことかもうお分かりでしょう。そう。

250cc未満のバイクには

このバイクは大丈夫ですよということを証明する書類がないんです。

では250cc未満のバイクを買う場合は何を基準とすればいいのか。

まず第一に言えるのは現車確認ができる場合は絶対にしましょう。

いくら写真や動画が多くてもネットの情報だけでは分からないことが

たくさんあります。実際に行って見に行けばたくさんの情報を知ることができます。

しかし遠方の場合は難しいですし、個人販売では現車確認を行っていない

場合がほとんど。その場合はどうするか。

写真が数枚しか貼っていないようなバイクや説明がしっかりしていないバイクは買わないようにする

ヤフーオークションの場合ですと、写真を掲載する場合通常3枚までです。

3枚以上の写真を掲載するなら、さらに手続きをしなければなりません。

この手続きをしないで3枚だけの写真しか掲載しないということは

詳しいバイクの情報を伝える気が強くないということです。

また、片側だけの写真しかない、ある特定の場所が映った写真だけない

などの場合も警戒したほうがいいでしょう。その部分に問題があり

隠している可能性があります。

一番は動画があるとかなり信用度があがります。

実際にエンジンをかけている動画があれば、かなりありがたい情報ですし

自分で動画を止めて気になる部分の詳細をじっくりみることができます。

ちなみに、低走行車です！などの言葉はあまり鵜呑みにしないようにしましょう。

メーターを交換していれば当然走行距離は不明ですし、最近の純正メーターは

どうか分かりませんが、昔の社外品などのメーターだと簡単に細工して低走行

にすることができます。ひどいものだとマイナスでこじってやれば0kmにできます。

こんな簡単に細工できるものを信用するのははっきり言って大間違いです。

それよりも、エンジンの状態、各動作部の状態などを見たほうが

よっぽどそのバイクの状態がわかります。

中古で買った場合の整備費用や諸経費

これは、初めからかかると思っておいてください。

中古で買えば少なからず問題は起きますし、起きないようなバイクは

かなりの高額で取引されています。

まず最低限、ブレーキが効くか、オイル漏れがないか。油類、液類がしっかりと

入っているかなどは確認しましょう。

もしガソリンタンクなどに錆がある場合は

エンジンをかける前に錆取りを絶対にしましょう。

タンクだけなら楽なもんですが、これがガソリンを入れてエンジンをかけてしまうと

キャブからエンジンまでどばっと錆が流れ込んでしまいます。

そうするとえらいことになります。高い高い修理費用がかかります。

とりあえず、中古でバイクを買った場合は消耗品のタイヤ、油類、液類

ブレーキパッドなどは交換するつもりでいましょう。たとえ使っていなくとも

ゴム系や液類は劣化して本来の性能を発揮できなくなりますので。

最後に

中古でバイクを買う場合はなるべく情報を多く取り入れて

しっかりと見極めるようにしましょう。でないと、整備費用がもろもろ

かかって結局状態がいいのを買ったほうが安かった。なんてこともあります。

しっかり調べて自分の欲しいバイクを手に入れましょう！